1949-07-29 第5回国会 衆議院 農林委員会 第39号
○森國務大臣 農産物價格の決定につきましては、從來幾たびもこの委員会、本会議等において論議されたのでありますが、いずれの方法を選ぶか、食管法によりますると、生産費を基礎としてその地種々の情勢を勘案してということが規定されているのでありますが、從來物價もだんだんと上つて行き、米價は一年一回きめるのであるが、生活必需品あるいは生産資材というものが絶えず上昇を來しておるというような考え方から、生産費を把握
○森國務大臣 農産物價格の決定につきましては、從來幾たびもこの委員会、本会議等において論議されたのでありますが、いずれの方法を選ぶか、食管法によりますると、生産費を基礎としてその地種々の情勢を勘案してということが規定されているのでありますが、從來物價もだんだんと上つて行き、米價は一年一回きめるのであるが、生活必需品あるいは生産資材というものが絶えず上昇を來しておるというような考え方から、生産費を把握
○秋山政府委員 運賃が、從來物價政策の犠牲において——と言うと、言葉がはなはた穏やかではないかもしれませんが、あるいは物價政策上の便宜と申しましようか、從來そういうことのために、常に物價調整のしわに使われて参りました。そのために鉄道運賃を初めといたしまして、汽船運賃等も、原價を償わない運賃であつたという状態は、まことに遺憾でございます。
○政府委員(秋山龍君) 運輸省としての立場は只今鉄道総局長官がお話申上げた通りでございまして、從來物價政策のためにともすれば運賃が抑えられて來ておるのであります。
運賃は從來物價廳等で査定しておられたと思いますが、私の承知している範囲では、いずれも運輸省の認可料率をそのまま機械的にとつておられるような面が多いと思う。これは現在の輸送の上から言つても、非常に実情と違うのであります。認可料率をあらゆるものが下まわつて運送されるという実情におきまして、認可料率をそのままとつてあらゆる物資の價格をきめるということは、非常に実情に沿わないのです。
物價院の所掌事務の範囲及び権限は、從來の物價廳官制、物價統制令、地代家賃統制令等によつて物價廳または内閣総理大臣もしくは物價廳長官のそれとまつたく同一でありまして、その他の点は現在の地方物價事務局と称せられているものを、地方物價局に改め、物價廳を物價院に、また物價廳長官を物價院総裁に改めたほか、從來物價廳に関して定められていたところとまつたく同一であります。
消費者價格調査及び地方における集計事務に關する機構を總理廳統計局の所掌より統委事務局に移管するに必要な經費二百四十二萬圓を總理廳統計局において修正減少し、 二、生計費調査の移管に伴い減額する經費として、安本の機構擴充に伴い物價廳の所掌であつた生計費調査を同本部に移管して、家計調査として實施するに必要な經費七十八萬四千圓を物上廳において修正減少し、 三、物價監視關係の事務移管に伴い減額する經費として、從來物價廳所掌